えすとえむ/著

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うどんの女(ひと)

14歳差の学食ラブ

年上女と草食男子の、じれったいほどの 年の差ラブコメディ

〈↑単行本「うどんの女」帯より〉


掲載誌、祥伝社の『FEEL YOUNG フィールヤング』らしい設定というか、主人公の女性は働いていてバツイチ。毎日はとっても現実的なのに、年の差ラブコメという甘さと妄想がうどんのようになめらかにくねり合います。もちろん作者はうどんが大好きだそうです。

 

 最初の「94円」は女性誌『FEEL YOUNG』2010年5月号(4月発売)に「このたびは」シリーズとして描かれ、ノリ突っ込みの妄想お笑いといった感じで軽快さが感じられます。女性誌進出の「このたびは」シリーズは2008年11月から描かれていて、ちょっと面白い感じの「94円」が「うどんの女」シリーズへと広がって、どちらかといえば肩の力をぬいて妄想お色気のお話に取り組まれたのではないでしょうか。やっぱり「うどん」のエロさを綺麗に描かれているのがいいですね~。学食でお昼に何を食べるかといった些細でいて重要な問題と、木野君のかわいらしさがお話を引っ張っていると思います。

 

 ところで最新の番外編が単行本未収録ですが、こういうのってどこかに収録されるんでしょうか。それともまた続くとか。このお話もそうですが、続けようと思えば続けられるお話がいくつもあって、次に何に着手されるのか、ワクワク&ドキドキです。

《単行本》

Udon

2011年9月


「このマンガがすごい!2012オンナ編」宝島社 第3位にランクイン

9/8発売!えすとえむ「うどんの女」購入特典ペーパーのお知らせ(キャラ紹介も!)

…FEEL YOUNG編集部BLOG

”「うどんの女」発売記念 えすとえむインタビュー!” …フィーヤンネット2011年9月


CHARACTER

村田チカ

 

:美大の学食で働く35才バツイチ女。

(とはいっても、えすとえむ先生の描くかなりな美女キャラだと思う)

木野(キノ君) :美術大学で油絵を学ぶ大学生。21才草食系男子。

田中先生

 

:美術大学の教員。油絵担当。かわいいキノ君が大好き。

 田中真臣(たなかまおみ)と名前の設定がしっかりあるワケとは…!?

キノの女友達 :気さくな脇役。木野になにかと茶々を入れる。
CONTENTS

『FEEL YOUNG(フィールヤング)』祥伝社 連載

94円

24p 2010年5月号 2010年4月8日頃発売


0.5杯目

8p 2010年11月号 2010年10月8日頃発売


1杯目

24p 2011年1月号 2010年12月8日頃発売


2杯目

24p 2011年2月号 2011年1月8日頃発売


3杯目

24p 2011年3月号 2011年2月8日頃発売


4杯目

24p 2011年4月号 2011年3月8日頃発売


5杯目

24p 2011年5月号 2011年4月8日頃発売


最終杯

24p 2011年6月号 2011年5月7日頃発売


描き下ろし

3p 単行本描き下ろし

 

以上、単行本『うどんの女』(2011年9月)に収録


うどんの女 番外編

8p 2012年2月号 2012年1月7日頃発売

《単行本未収録》


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